




フォーク喫茶 香林坊
必見口コミ!
喫茶店放浪… 勤務先の近くにある昭和レトロな純喫茶で、とても気になるお店が3つあった。草枕、ヘッケルン、そしてまだ未確認だった此方の「フォーク喫茶 香林坊」。 この界隈はランチで頻繁に通るが、ずっと前から気になっていた。開いている時もあれば、閉まっている時もある。午後の数時間しか営業していないという投稿情報もあった。扉の向こう側にはどのような世界があるのか気になり、時間に余裕がある昼時にその扉を開けてみた。 投稿には古い中島みゆきの歌がかかっていたとの情報、耳を澄ましながら入店すると、聴こえてきたのは…… ♫ ふるさとへ 向かう最終に 乗れる人は 急ぎなさいと やさしい やさしい声の 駅長が 街なかに 叫ぶ 振り向けば 空色の汽車は いまドアが閉まりかけて 灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う 走りだせば間に合うだろう かざり荷物をふり捨てて 街に 街に挨拶を 振り向けばドアは閉まる ……… たそがれには 彷徨う街に 心は 今夜も ホームにたたずんでいる ネオンライトでは燃やせない ふるさと行きの乗車券 ネオンライトでは燃やせない ふるさと行きの乗車券 ♫♫ やはり "中島みゆき" だった… 店主は余程お気に入りなのか、"フォーク喫茶" というが、どちらかと言うとニューミュージックに近いのではないかと思った。壁には 中島みゆき、松山千春のレコードジャケットが飾られていた。店主は北海道出身なのだろうか… でも店名は、金沢の "香林坊" … 細長い店内、一番奥に厨房があり、奥側のテーブル席と手前側のソファー席に分かれるような感じ。奥側は常連さん向けのようで、何人かのお客さんで埋まっていたので、手前側のソファー席に座った。間接照明で雰囲気は良いが、ソファーにはたくさんのガムテープの目貼りがあり、ちょっと適当というか怪しげだ。 メニューを開いて、ブレンドコーヒー500円をオーダーした。適当に手書きされたメニューは、トースト、ピザなどの軽食とドリンク類、メニューの下の方には、"リクエスト" 。一瞬リクエストにもお金が掛かるのかと思ったが、よく見たら000と記されていた。 気になっていたのは、店名の"香林坊"、「フォーク喫茶 西新橋」の方がしっくりくるのではないだろうか。味は微妙だが、ほろ苦いコーヒーを飲みながら、昔の記憶が蘇ってきた… 大学時代は、金沢香林坊のすぐ近くの長町というところに住んでいた。当時、まだ新幹線もなかったので、東京への帰省や金沢に戻るのに "特急白山" や直角座席の"急行能登"を利用した。信越本線と北陸本線、直江津で電車はスイッチバックする。今なら東京から金沢まで最短2時間半だが、当時は、上野-金沢間が白山で7時間、能登だと9時間半も掛かった。飛行機なら成田からサンフランシスコまで行けてしまう。雪がしんしんと降る中、お土産を手にして金沢駅のホームで電車を待った記憶が、繰り返し掛かる"中島みゆき"の歌を聴きながら蘇ってきた… 今では雪の量は少なくなったようだが、当時は雪の量がとても多かった。雪がほとんど降らない太平洋側からやって来たのであれば、そう思うのも当然と言えば当然だ。雪が降り始めると、"スノトレ"というブーツのような丈のあるシューズを履く。雪が入らないようにだが、そのシューズが足のスネの部分と擦れて、きれいにスネ毛がなくなってしまった。自分の足のスネを見ると、金沢の雪を思い出す(笑)。 話があらぬ方向にそれてしまったが、そんな事を思い出した。帰り際に 店名"香林坊"の由来を聞いてみたが、単に街のその名前が気に入っているからだと適当な返事が返ってきた。何だか意味ありげだが、一度の訪問では怪しげなこの適当な雰囲気は払拭出来なかった。 帰る頃には、漸くフォーク喫茶らしく"吉田拓郎"の曲がかかり始めた。備忘録というより回顧録となってしまったが、悪しからず… ご馳走様でした! (歌詞:ホームにて) #老舗のフォーク喫茶 #西新橋の香林坊 #中島みゆきの歌がよくかかる
虎ノ門駅徒歩3分
カフェ / 喫茶店
東京都 港区西新橋1-22-2





































































































