




御船山楽園ホテル お食事処
必見口コミ!
【 薄っぺらなコンセプトとは本気度が違う 】 昔ラスベガスによく行ってた頃、お気に入りのアートホテルがあった。そのロビーバーがあまりに美しく、徹底的なゴシックホラーテイストであり、ベガスの一夜を彩るのにこれほどしっかりと作り込まれたインテリアは他になかった、ラスベガスブルバードにあるハリボテとはわけが違うのである。 あの、素晴らしいホテルを思い出した。僕らはこのホテルのサウナがサウナシュランというランキングにおいて、3年連続全国1位で殿堂入りした、というのを見るために泊まりにきた。前回武雄訪問時に、”想像を絶するほどいい”と聞いていたからだ。 特徴的な御船山の麓にホテルはあって、まず最初にラグジュアリーホテルではエリア随一の竹林亭が見える。もう少し上がっていくと古ぼけたエントランスが見えるが、いらっしゃいませ。と先ず、その扉が開いて驚く。一面暗闇の中に明滅する無数のランプが、完全に外界とホテルとを遮っていた。もはや、一種のトランス状態であり、世界が一瞬で反転するような感じだ。 それでもまだ、ホテル内にある5つの作品もお楽しみください、というのを全くといいほど理解していなかった。僕らはロビーの最初の作品をどちらかというと”一番いい作品であろう”と勝手に思っていたのだ。 現実はそうではない。それは全くただの導入部分であり、とにかく僕らは廃墟エリアの作品群に立ち会って、これは大変なことになっていると思った、多分チェックアウトまで相当時間が足りないことを感じた、というわけである。 部屋もきっちりと改装されており、破綻がない。夕食の料理も、地産地消で、ありきたりなメニューでもないし、ちゃんと工夫が凝らしてあって、素材感を際立たせるし抜け目がないメニューで佐賀の酒が進む、要するに鍋島など、である。 そしてこの圧倒的なサウナ、、、。サウナというかスパ施設なのだが。これはもう入った人にしかわからない凄みというか、圧倒的な美しさと快楽を完璧にデザインされた空間に落とし込んであった。 このホテルがすごいのは、よくモダンホテルにあるどこかの歪み、というか、デザインしきれていない部分というか、そういう隙が一切感じられないところだ。いや、そういうホテルはあるのだけれど大抵価格に見合わない、場合が多い。写真映えばかりで実際にはスペースの取り方が狭くて安っぽいだとか。 そういう部分を一切感じることがない。ただひたすらにラグジュアリーだが、1泊2食付きでも全く高価ではないのが凄い。こういうホテルは止まらないとその素晴らしさが全く伝わないと思うが、とにかくこの”らかんの湯”にある薪サウナの気持ちよさは圧倒的に時間の感覚を狂わせるし、チームラボの巨大な作品群は、世の中にあるアートとホテルの融合のそのほとんどを笑い飛ばしてしまうほど、現実的に圧倒する迫力を持って僕らを魅了する。 これほどのホテルには、なかなか出会えない。 これが本当のアートホテル。チェックインからチェックアウトまで、もう勝手にスケジュールがぎゅうぎゅうになってしまほど滞在が楽しいが、それでも僕らは有名な喫茶室、にまでは辿り着けなかった。 ミシュランガイド福岡佐賀2014においてホテル部門で4パビリオンなのだが、実はサウナ施設は2021年にさらに拡大してこの、凄い薪サウナが出来上がったのだ。まさに私から言わしてもらえば”わざわざ出かけてそれ自身が目的地となりうる”素晴らしいホテルである。 これほどの湯屋には、なかなか出会えまい。
武雄温泉駅徒歩22分
会席料理
佐賀県 武雄市武雄町武雄4100



































































































