





割烹加治川
必見口コミ!
私のことを"おたく"と言う方がいるが、まことに心外なことだ。いや"おたく"にネガティブなイメージを持っているわけではない。こんな事をいっていると 何をいうのか。お前はそもそも変わったものが好きではないか。よそ様があまり興味をもたない、極めてマイノリティなものを好むではないか。スティーブ・ヴァイが気に入ったとあらばフランク・ザッパを聴き、大滝詠一がよいといえばはっぴいえんどに手を出しと、どんどんと狭く深い領域に入り込んでいくではないか。 という指摘があがる。 いやいや たしかにマニアックであることは認めるが、だからといって"これでなければ"という根本的なこだわりがあるわけではない。形はどうであれ接することが出来ればそれでよい。 本は初版でも10版でも読めればよい。音楽はCDいやMP3で十分だし、インパルスあるいはアップルの◯◯番代のアナログレコードじゃなければだめなんて事は言わない。映画はハコで観たい方だが、観逃したものを県外まで追いかけるなんて事はしないし、平成ガメラはよいがシン・ゴジラは認めないなんてことも言わないし、ビル・エバンスを聴きながら第九第四楽章を熱く語るなんて事もしない。そしてご飯を美味しく食べるのが主目的な私は、間違ってもグルメではない。お腹がいっぱいになればよいのだ。 かような理由から私は"おたく"ではないと断言する。単に個性的なものが好きなだけなのだ。 「割烹加治川」 須坂駅の西側、細い道沿いにある小さな店である。"割烹"と冠されているだけあって、清楚で小洒落た風が感じられる。こういうところで、なすのシギ焼きなどを肴にビールを飲みたい。今回はこちらの超個性的な存在"そびえ立つ個性"をいただきに上がった。 「加治カツ丼 4枚」1200円 塞がらない紅の丼から垣間見えるのは、そびえ立つ衣の壁だ。よく見ると、大量の千切りキャベツによって立てられた4枚のカツ。 カツはさして厚いものではないが、その巨大さには圧倒されるばかり、箸で持ち上げるのもかぶりつくのもけっこうな労力である。メニューには"特性ソース"と書かれているが、ソースというより醤油ベースのようだ。甘めの味付けは、新潟のタレカツ丼を彷彿とさせられる。キャベツの物量もすごい、ご飯は大盛りにしなくてつくづくよかったと感じさせられるほどであった。 私はつくづく没個性な人間だと思う。自分自身が、極めて没個性な人間だけあって、目が眩むほど強烈な個性憧れてしまう。そして、明日もすげーものを求めてひた走るのである。
須坂駅徒歩2分
懐石料理 / 割烹・小料理屋 / とんかつ
長野県 須坂市須坂1283-10













































































































